えら おいしい

山菜の「えら」が出回る季節になった。えらは大抵は卵とじにするらしいけど、私は鰊と煮るのが好き。
鰊は干してあるやつ。一度サッと湯でこぼし、3〜4㌢に切ったえらと煮る。お醤油、酒、麺つゆとグツグツ煮る。えらは初めは綺麗な緑色になるけど、お醤油入れるから色は黒っぽくなる。でもおいしいから良いの。で、仕上げにゴマ油をまわし入れる。ナンカ田舎の味ってのかな、なかなかだよん。
そうそう フキの季節でもあるよね。フキも大好き。
フキは皮を剥かないで炒め煮にするのがお勧め。皮を剥くと、ちょっと煮過ぎると溶けちゃうけど、皮のまま煮ると溶けないし、歯ごたえもあって、第一手が汚れない。
フキも3〜4㌢に切って油で炒めてから、出汁、砂糖、味醂、醤油で柔らかくなるまで煮る。油を控えている人は炒めず、すぐ煮れば良い。
フキの皮を剥くのに苦労している人に教えてあげたい。私も教えて貰ったけど、教えてくれた人はナント牧師さん。
仕事柄、牧師さんと話す事が多いから。  その牧師さんフキのお煮付け(キャラブキとか言ってた)が大好きなんですって。
自分で山菜を採りに行くそうだけど、そういう人って自然や生活を楽しんでいる気がして良いよね。