母親が逝ってしまった

母が逝った。


11月3日の夜十時半頃。
静かに息を引き取った。

だんだんに呼吸が浅くなり、だんだんに間隔が長くなり 消えるように呼吸が止まった。


そして私は親がいなくなった。


でも感謝している。
アルツハイマーが進行し、物事がわからなくなり、いつもにこにこしているだけになった。
その後は食事をしなくなった。 何かを話すけど、声にならなくなった。
医者から 看取り の話をされて、二週間頑張ってくれた。
下顎呼吸になっても二日いてくれた。
すべては私の心に準備をさせる為。 そう思う。


心の準備もでき、部屋も片付け、葬祭部の人にお願いもした。
それを見届けるようにしてから逝った。


何でも段取りする人だったからなぁ・・って思うと今回もそうだったのかも。


葬式からはあっという間に過ぎ去った。
もう少し落ち着いたら葬式の事も書きしるしておこうと思う。