十二単に挑戦⑥

いよいよ 裳。
悩んだ末に刺繍のしてある薄手の布を見つけ、裳 とした。
指定の幅より3センチ足りないけど、全然平気。


裳についている後ろに長く引いた引腰(ひきごし)を何色にすればよいかわからない。
裳と似たような色なのか、着物の中の一色を使うのか・・・・。
でも、神社や神殿にある布の衝立のような(たしかキチョウとか)イメージでいいや と思い、黒っぽい色のチロリアンテープにした。
引腰の先につける房にちょうど良い糸も刺繍糸も無いので、和菓子の袋を縛ってあった 江戸打紐 とか言う紐を縫い付け、ほぐしてアイロンをかけてまっすぐにした。
これはちょっと良いアイデァかも。
紐は色々な色合いのものが売ってるから、房も色々できるじゃあ、あーりませんかー。


そしてついに十二単が完成した。


装束という意味から言うと、まだ冠や檜扇などの小物が必要だけど、私の中ではこれで完成。

この子はケースに入れずに、男子の衣冠束帯ができるまで待っててもらう事にする。


お腹の辺りのリボンは小腰(こごし)とか言うそうだけど、本当はリボンではない。
十二単をまとめて縛っている紐を結んだもので、縛り方や垂らし方にも流派や決まりがあるらしいが、そこはゆうこりんヴァージョンだもの、リボンにしちゃったよ。

そして先っちょの房は、打紐ね。


さぁ 続いてメンズにも挑戦するぞーっっ。