上司の送別会

今日は私の勤務する部署の、上司の送別会があった。
定年になるので、この日の来るのは、数ヶ月前から解っていた事なのに、いよいよ。
忘年会も兼ねていたが、送別会一色の感動の会だった。
その上司がいかに皆に好かれていたか、今夜は改めてわかった。

若い子達は涙を流していた。
若いっていいな。
私くらいの年になると人前で涙を流すのが、恥ずかしくなってくる。
(でも もらい泣きしてしまった)


同じ部署の、今年新卒で入社した男の子なんかワンワン泣いて、
その上司に抱きついていた。 
皆に「お父さんみたいに慕ってたんだねー」と言われたら、
「いいえ、おじいちゃんみたいでしたー、ワーン」とまたまた泣き出す。
これには周りの者は、泣き笑いしてしまった。


皆がそれぞれにお礼の言葉を言って、それぞれの部署で記念品を用意してた。
最後は全スタッフの顔写真をスクリーンに写し、氏名をエンドロール風に流した。
感動的なBGMとともに。


こういうところってさすが、儀式産業に従事する会社だなぁってしみじみ思う。
上司は感動のあまり、嗚咽をこらえて謝辞を述べた。


奥様が迎えにこられても、待たせたまま部下達に記念撮影をせがまれて、何十枚も撮られていた。
挙句、奥様が待つ車のところまで皆で押しかけ、奥様の手を取って御礼を言う始末。
オイオイ 奥様はみんなの顔も名前も知らないのに・・・・・。


奥様も大変。 一人一人に挨拶を返されて・・・・。でもとても感じの良い方で、
(私は前にお目にかかった事があるので)良い感じのご夫妻。

どうかいつまでもお元気でいて欲しい。


実は今日は他にも2名退職者がいて、こちらは若い二人で、
自分の夢を追いかける為の退職だったが、あまりの上司の人気の為に
すこしかすんでしまったのが申し訳ない。
この二人も自分の夢を実現させてほしい。


みんな 頑張れ!!!!。


そして私も明日からまた、頑張れ!!!!